矯正歯科とは、歯並びを治す治療（例えば出っ歯、受け口、乱ぐい歯などの）のことをいいます。矯正治療をすることにより、きれいな歯並びになることはもちろん、むし歯や歯周病になるのを防ぐ、食べ物をよく噛めるようにする、発音が明瞭になる、調和の取れた顔立ちになる等、さまざまな効用があります。

当院の矯正相談は無料で行っております。気になる歯並びは放置せずに矯正歯科治療で整えることで見た目だけでなく機能面でのメリットがありますのでお気軽にご相談下さい。 当院では目立ちにくい、痛みが少ないなど患者様のニーズに合わせたご提案が可能です。

iTeroエレメント5D Plusは、お口の中を細部までスキャンして精密な歯型データを取得する3D口腔スキャナーです。その場でスキャン結果が分かるため、従来の方法のように歯型の採り直しが不要になります。当院で導入しているiTeroは、従来製品よりも精度が向上していることに加え、近赤外線による隣接面のむし歯のチェックも可能です。口腔内の精密なデータを元に患者様に適した治療計画をご提案いたします。シミュレーション通りに治療が進んでいるかどうかも確認できるため、モチベーションアップや治療方針の再評価にも役立ちます。矯正治療を受けるかどうかのご判断にお役立てください。

矯正治療は、矯正専門の歯科医院で行われることが多く、治療中にむし歯や歯周病が見つかった場合は矯正治療を中断して、それらの治療を優先しなければなりません。矯正歯科専門の歯科医院ではむし歯や歯周病の治療を受けられないため、他の歯科医院への通院が必要な場合が多いです。当院では、むし歯や歯周病の治療も行う総合歯科のため、他の歯科医院に通う必要がありません。治療の中断による追加費用の発生や、矯正期間の大幅な延長などの心配もなく、矯正治療に取り組んでいただけます。

当院では、歯列全体を撮影するパノラマレントゲンや矯正治療に向けて顔を撮影するセファログラム、顎の骨の密度や埋伏歯、過剰歯などを調べる歯科用CTなどを使用しております。中でもCTは情報量が非常に多く、鮮明な画像を取得できるため、より正確な診断につながります。また、頭部X線規格写真（セファログラム）についても、上下の顎骨の位置関係や歯並びの形態、位置などを評価でき、中でも側方セファロは矯正治療に必須な多くの情報を取得できる重要性が高い検査です。正確な不正咬合の診断を行い、治療方針を的確に立てられるようになります。また、治療前後の検査結果を照らし合わせることで、その歯がどのように移動したのかを比較できます。

歯並びが乱れていると口元に自信を持てなくなり、人前で口元を隠したり目を見て話せなくなったりする場合があります。矯正治療で口元を整えると、このようなコンプレックスが解消され、自信を取り戻すことができます。

歯並びが乱れていると歯の清掃性が低下し、むし歯や歯周病のリスクが高まります。お口の中に歯垢・歯石が溜まりがちになり、どれだけ丁寧に磨いていても歯と歯が重なっているところは磨き残してしまうでしょう。歯並びを整えることで歯ブラシがすみずみまで届くようになれば、結果的にむし歯や歯周病のリスクが軽減します。

正しい噛み合わせだと、顎への負担が少なく、発音や咀嚼などの機能に問題が起こりません。反対に、乱れた噛み合わせは顎に大きな負担をかけることで肩こりや頭痛を引き起こす場合があります。また、うまく咀嚼できないと胃腸に負担がかかることもあるでしょう。正しい歯並び・噛み合わせに整えると、これらの全身症状が改善する可能性があります。

マウスピース矯正は、透明で薄いマウスピースを装着し、歯を少しずつ移動させる矯正治療です。食事や歯磨きのときは取り外せるため、装置に食べものが挟まったり歯磨きができなくてむし歯や歯周病のリスクが上がったりすることはありません。また、インビザラインGoは透明のマウスピースを装着するだけで、前歯のすき間や少しのずれなど、軽度の不正咬合を部分的に整えることができます。

クリアコレクトは、2006年にアメリカで開発されたマウスピース型矯正装置です。インプラントシェアNo.1を誇るストローマン社が開発しているため、信頼性や安全性に優れています。事前に取得した歯型データをもとに設計・製作し、歯に装着して少しずつ動かします。

前歯はお口を開けたときに目立つため、歯並びに悩む方が多くいらっしゃいます。すきっ歯やねじれ、でこぼこなどを部分的に治したい場合は、マウスピース型矯正装置を用いた部分矯正がおすすめです。ただし、全体的な噛み合わせを整えることはできないため、部分矯正と全体矯正のどちらを行うべきか、事前の検査結果に基づいて診断いたします。