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よくある質問

相談に行ったら、必ず治療を始めなければいけませんか?

いいえ、そんなことはありません。ご相談いただいた際には、まず現状と治療法について詳しくご説明させていただきます。その上で、ご納得いただければ次のステップとして精密検査を受けていただくことが考えられます。
当院では、初診相談料をいただいておりません。お気軽にご相談いただけますので、安心してご来院ください。

矯正治療は何歳まで可能ですか?

矯正治療の開始年齢に厳格な制限はありませんが、メリットよりもデメリットが大きい場合は治療をおすすめしないこともあります。通常、60代前半くらいまでが多いですが、年齢よりも重要なのは歯周病の進行がないことです。健康な歯周状態が維持されている場合、年齢に関係なく治療が可能です。

矯正治療で必ず抜歯は必要ですか?

抜歯が必要かどうかは症例により異なります。矯正治療は歯を動かすことで歯並びを改善するもので、その際にはスペースが必要です。個々の構造や状態により、「顎が小さい方」や「口元の突出が大きい方」などで抜歯が理想的な結果を生むことがあります。性別や口元のバランスも考慮され、当院では精密な検査や正確な診断、患者様とのコミュニケーションを通じて最適な治療プランを提案しています。安心してご相談ください。

他院で歯列矯正をしましたが後戻りしました。こちらで診てもらえるのでしょうか?

当院では状況に応じて後戻り矯正に対応することができます。後戻りが生じる要因は一概に言えませんが、「不正咬合を引き起こす何らかの原因が残っている」、「矯正歯科治療の不十分さ」、「治療後のリテーナー(保定装置)の未着用」などが考えられます。せっかく歯並びを改善して心身ともに健康になろうと矯正治療を受けたのに、後戻りしてしまってさらなるストレスを感じている方もいらっしゃるでしょう。詳細については、お気軽にお問い合わせください。

気になる一部分だけ矯正治療をすることはできますか?

患者様のご希望に合わせて前歯や奥歯、または特定の気になる歯のみを対象にする部分矯正が可能です。口元の急な改善が必要な場合には特に有益ですが、全体的な歯並びに問題がある場合は焦らずに全体の矯正が望ましいこともあります。口腔内の状態によっては、部分矯正を行っても最終的には全体の矯正が必要となることもあります。まずは、お口の中の状況を確認させていただき、最適な治療プランをご提案させていただきます。

矯正治療で顔つきは変わりますか?

歯列矯正は歯を本来の位置に戻す治療であり、絶対的な効果を約束することは難しいですが、多くの患者様が治療後に「最近顔つきが変わったね」といい意味で言われ、その変化に喜びを感じています。フェイスラインがスッキリと整うことが一般的であり、外見の変化だけでなく、噛み合わせの改善により食事がより美味しくなり、口元や発音の向上によって自信が生まれることもあります。患者様それぞれが異なる経験をする中で、歯列矯正がさまざまなポジティブな効果をもたらすことがあります。

矯正装置を付けると発音や食事がしにくくなると聞きました

発音に関して、表側矯正はその影響が比較的少ないですが、裏側矯正やマウスピース矯正では初めは発音が難しいことがあります。しかし、ほとんどの患者様は1~2週間ほどで徐々に慣れ、普通に発音できるようになります。
食事については、表側または裏側矯正の場合、初めは歯が動くために痛みが生じやすいことから、やわらかい食べ物を中心に、小さく切ってゆっくり召し上がることをおすすめしています。装置に慣れると、ほとんどの食べ物を普通に食べることができるようになります。
一方、マウスピース矯正では食事の際にマウスピースを外すため、食事には影響がありません。この点が利点となります。

金属アレルギーですが矯正治療は出来ますか?

金属アレルギーの方でも、マウスピース矯正は金属を使用しない治療法なので安心です。ワイヤー矯正の場合は、できるだけ金属の使用を減らし、アレルギーを引き起こしにくい金属を選択するなどの対応が可能です。金属アレルギーの心配がある場合は、来院時にご相談ください。

楽器やスポーツは普通に出来ますか?

スポーツにおいて、表側矯正では口元への強い衝撃で怪我や装置の脱離のリスクがありますが、マウスピース矯正ではこのリスクが少ないです。楽器演奏において、表側矯正は初期に違和感があるかもしれませんが、演奏は可能です。一方、マウスピース矯正は取り外しが可能で、演奏時に外すことができます。

矯正装置によりむし歯の原因になりませんか?

固定式の矯正装置を使用すると、歯磨きが難しくなりむし歯のリスクが増加しますが、適切な歯磨き方法や定期的なクリーニングによりむし歯を予防できます。注意深く、時間をかけて歯磨きを行うことが重要であり、歯科医院でのクリーニングもお勧めされます。一方、マウスピース矯正では取り外して通常通りの口腔ケアができるため、歯の健康維持がより容易です。