このようなお悩みありませんか?
- 歯がズキズキ痛む
- 歯の表面が黒ずんできた
- 冷たいものが歯にしみる
- 熱いものが歯にしみる
- 歯の表面に穴が空いている
- 食べ物が歯によく詰まる
- 歯医者に一年以上行っていない
虫歯とは?
虫歯は、お口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)が作る酸によって歯を溶かし、脆くなり、最終的に穴が開いてしまう病気のことです。歯周病と同じく重症化するまでに自覚症状が少ないため日常生活の中でご自身では気づきにくいです。しかし、早期発見することが出来れば、状態にもよりますが、虫歯が出来る前の状態に戻すことが出来ます。
虫歯の原因
細菌(ミュータンス菌)
お口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)は増殖すると歯垢となり歯の表面に付着し食べ物などにより摂取した糖分から酸を作ります。細菌によって作り出された酸が、リンやカルシウムといった歯の成分を溶かし、歯を脆くさせます。
糖分
日常生活で口にする糖分(食べ物や飲み物)は、お口の中に潜む細菌が酸を作る材料になります。甘いお菓子を好んでよく食べる方や間食する習慣のある方は歯の表面に増殖した酸が付着する時間が長いため虫歯になる可能性を高めます。
歯質
環境や遺伝の違いで個人差はありますが、エナメル質や象牙質の状態によって虫歯になりやすい傾向にある方もいます。健康で丈夫な歯を育てるためにカルシウムやタンパク質、ビタミン、リン等の栄養素が必要になるためバランスの取れた食事を心がけましょう。
iTero element5D Plusで虫歯の早期発見・早期治療が可能です!
iTero 5Dは、従来のiTeroが持つ口腔内スキャンの機能に加え、近赤外光画像技術によって歯の内部の情報まで取得できるようになった口腔内スキャナーです。歯と歯の間の虫歯や内部の虫歯などを発見できます。レントゲンの使用を回避できるため、より安全な診査・診断につながります。
なるべく痛みの少ない虫歯治療
表面麻酔
歯茎に麻酔液を塗ることで、麻酔注射の針が刺さるときの痛みを軽減できます。表面麻酔そのものには一切痛みがないため、麻酔注射の痛みが苦手で歯科医院に行くことをためらっている方もご安心ください。
電動麻酔器
電動麻酔器は、コンピューター制御で麻酔液の注入スピードを一定に保つことができます。麻酔液の注入スピードが変化すると痛みが生じるため、電動麻酔器を使用することで注入時の痛みが和らぎます。
感覚を確認してから治療を開始
麻酔を注入した直後は個人差がありますが、まだ感覚が残っている場合があります。当院では患者様に感覚がなくなったかどうかを確認してから治療を開始するよう努めております。
治療中も痛みが無いか確認
治療を開始してからも痛みが生じていないか確認を致します。万が一痛みがある場合は麻酔量を増やしてから治療を再開致します。
拡大鏡を使用したなるべく削らず「歯を残す」
拡大鏡は、約5倍まで視野を拡大できる器具です。健康な歯の部分と虫歯の部分を正確に判別できるため、健康な歯質をなるべく多く残すことができます。
虫歯の進行と治療方法
CO
表面のエナメル質だけが虫歯に侵されており穴は開いていない状態です。痛みも無いため自覚症状がほとんどありません。歯の色が少し白く濁って見えます。この状態はまだ初期虫歯の段階ですのでご自宅での歯磨きを改善して、フッ素塗布をおこなうことで症状が改善する可能性が高い段階です。
治療方法
- 生活習慣の改善
- 歯磨き指導…適切なブラッシングやフッ素塗布を行い進行を阻止します。
C1
歯の表面のエナメル質が侵されており小さな穴が空いた状態です。冷たいものがしみることがあるため自覚症状はありますが、痛みはまだ少ないためご自身で虫歯かどうか判断がしづらいです。この状態の場合、早期発見し早期治療を受けることが出来れば歯を削る量を最小限に抑えることができ改善することができる可能性が高いです。
治療方法
虫歯に侵された箇所のみを最小限削り、保険適応となる白い歯科用プラスチックを詰めて治療していきます。
C2
虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで到達した状態です。冷たいものがしみたり痛みを感じるといった自覚症状が出てきます。この段階から症状の進行が早くなるため早期治療が重要になります。
治療方法
虫歯の範囲次第ですが、侵された箇所を削り取り、詰め物や被せ物にて修復する治療を行います。
C3
虫歯が歯の神経(歯髄)まで到達した状態です。虫歯がかなり進行しており激しい痛みを感じるようになります。
治療方法
歯の神経を取り除き、根管の中を洗浄・消毒をする根管治療を行います。その後、根管の中を綺麗に清掃できたら薬を詰めて土台を立て、被せ物をします。根管治療を成功させることで抜歯を回避できます。
C4
細菌(ミュータンス菌)により歯の大部分は溶けて崩れ、歯根まで虫歯に侵された状態です。神経が壊死しているため激しい痛みは収まりますが、放置し歯根部に膿が溜まると痛みが再発します。
治療方法
ほとんどの場合、抜歯が必要となります。抜歯後は、歯の機能回復を図るため、患者様のご要望をお伺いしながら、ブリッジや入れ歯、インプラントなどのご提案をさせて頂き、ご納得いただいた上で治療を進めます。
虫歯予防には歯科医院での
歯のクリーニングが効果的!
早期発見・早期治療ができる定期検診
虫歯は放っておいても自然治癒しないため、なるべく早く見つけて治療することが大切です。自覚症状が出てくる段階では虫歯が進行してしまっている為、治療に時間もかかりますし患者様の負担も大きくなります。逆に自覚症状がない段階は患者様自身で虫歯に気が付かない為、歯科医院での定期的な検診を受けることで初期段階の虫歯を発見する事が出来ます。痛みや治療の負担が少ない段階で早期治療をすれば生涯にわたって歯の健康を維持する事が出来ます。当院では、なるべく痛みの少ない治療を心がけておりますので、痛みを懸念されている方も安心してご相談ください。また、重度の虫歯によって抜歯が必要と診断された場合も、当院であれば精密な診断に基づく根管治療で歯を残せる可能性があります。虫歯は早期発見・早期治療、日々のメンテナンスによる予防が重要です。生涯、ご自身の歯で食事や会話を楽しむためにも、日頃から定期検診に通って虫歯を防ぎましょう。