ブログ

2022.08.12

気になる歯科用レントゲンの被曝量について解説!

こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。

いきなりですが、なぜ歯科医院ではレントゲン写真を撮影するのでしょうか?

レントゲン撮影をすることによって、目には見えない歯と歯の間の虫歯発見や、虫歯の進行状況、歯の根の状態・炎症、骨の状態など目に見えない病気の発見や的確な診断ができますので歯科治療においてレントゲンは必要不可欠なものです!

しかし、お客様の中にはレントゲン撮影時の被曝が気になるという方もいらっしゃると思います。

今回は歯科用レントゲンの被曝量はとても少なく安全です!ということを解説していきます。

わたしたちは日常生活を送っているだけでも日々被曝していることを知っていますか?

一人当たりの自然放射線(年間/日本平均)

1.5ミリシーベルト

一人当たりの自然放射線(年間/世界平均)

2.4ミリシーベルト

日常生活での自然放射線の被曝量

食物から 0.3ミリシーベルト

大気から 0.4ミリシーベルト

大地から 0.5ミリシーベルト

健康に被害が出ると言われている被曝の数値は100ミリシーベルト以上と言われていますので、健康には全く害がない数値です。

では、歯科のレントゲンでの被曝量はどれくらいでしょうか?

歯科用CTは0.1ミリシーベルト

お口の中全体のレントゲンのパノラマは0.03ミリシーベルト

限定した歯や部位のみを撮影するデンタルは0.01ミリシーベルト

と、かなり低い数値になっています。

ちなみに、胸部X線では0.5ミリシーベルトの被曝量と言われています。

レントゲン室のドアや壁にも鉛が使用されていますので、レントゲン室の外に放射線が漏れる心配もございません!

さらに当院ではレントゲン撮影時には鉛が入った防護エプロンを必ず装着していただきますので、着用時の被曝量はほぼゼロに近いと言われています。

また、当院ではデジタルレントゲンを使用していますので、従来のアナログレントゲンに比べて被曝量は1/10とかなり少ない量になっています。

妊娠中の方につきましても、胎児に影響が出るのは50ミリシーベルト以上と言われていますのでレントゲン撮影により健康に被害が出ることはありません。

また、腹部では無く歯を撮影するので影響はほとんどありませんが、気になる方もいらっしゃると思いますので妊娠がわかってある方はお声かけをよろしくお願いいたします。

レントゲンについて不安に思っていることや分からないこと、気になることなどございましたらスタッフまでお声かけください。

WEB予約 LINE予約