こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。
「もしかして私の口ってにおうかな?」と気になったことはありませんか?
今回は口臭の原因と、歯科医院で口臭対策できる4つの方法についてお話ししていきます。
口臭の種類と原因
口臭にも種類があります。
生理的口臭…
歯磨きが不十分であったり、口腔内のケア不足が原因
物理的口臭…
タバコ、アルコール、加齢によるドライマウス、睡眠不足、アルコールなどが原因
病的口臭…
歯周病や虫歯などが原因
最後に紹介した「病的口臭」については歯科医院で解決することができます。
歯科医院で解消できる「病的口臭」の原因
①虫歯
虫歯はプラークが溜まるとどんどん進行していきます。
虫歯が進行するにつれて細菌も増え、口臭も強くなっていきます。
初期の虫歯はご自身での発見が難しいため、歯科医院でレントゲンや専用の器具などを使用して確認する必要があります。
②歯周病
歯と歯茎の間にある歯周ポケットが4mm以上あると、歯茎の間に最近が入り込み、歯茎が腫れたり炎症を起こすことで特有の強い口臭が発生することがあります。
これは歯周病菌がお口の中で増殖することが原因です。
歯周病は痛みがなく進行していきますので、ご自身で気づくことなく進んでいきます。
症状が出る頃には歯がグラグラしたり、歯を残せない状況になってしまうこともあります。
また、歯周病に罹患してしまうと糖尿病や脳梗塞、心不全、早産などさまざまなリスクを伴いますので、20代以降の方は定期検診などで早めの歯周病ケアを心がけましょう。
③詰め物、被せ物
歯科医院で治療した歯は二度と虫歯にならないというわけではありません。
以前治療した詰め物や被せ物と歯との間に、隙間や段差ができていると、それが口臭の原因になっていることがあります。
隙間や段差に溜まった汚れや虫歯が、ニオイの元になっているかもしれません。
特に保険適用の金属のタイプは時間とともに劣化しやすく、隙間ができると汚れが溜まりやすくなるため注意が必要です。
隙間や段差が出来ている場合は、詰め物やかぶせ物の下で虫歯になっている可能性もあります。
放っておくと、口臭の原因だけでなく虫歯でしみたり、痛みが出る可能性もありますので早めに歯科医院での治療を受けましょう。
④入れ歯
入れ歯を入れた状態で、熱いものや冷たいもの、硬いものややわらかいもの、、、とさまざまな食べ物を食べていく中で保険のプラスチックで作られた入れ歯は徐々に劣化していき、表面に細かい亀裂や傷が入ってきます。
この部分に汚れや細菌が付着し口臭の原因となることがあります。
入れ歯の日々のお手入れやお口のメインテナンスを心がけましょう。
これまでに挙げた解消方法もそうですが、なにより大切なものはご自宅でのホームケアです。
日々のケアでお口の中の環境を整えることが最も重要ですので丁寧な歯磨きや、定期的な入れ歯のお手入れなど自分にできることから始めてみましょう。
数週間経っても解決しない場合は「病的口臭」が原因かもしれませんので、一度歯科医院でご相談されてみてもいいかもしれません。
ご参考にされてください!