こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。
私たちが毎日欠かさず行っていること「歯磨き」。
歯磨きは歯についている雑菌や汚れを綺麗に落とすために毎日行うことですが、
その歯ブラシに大量の雑菌がついたままお口の中で使用すると不衛生ですよね!
今回は正しい歯ブラシの洗い方、保管の仕方についてお話しします。
歯ブラシは実は雑菌だらけ!
歯ブラシには約一億個の雑菌が付着しています。
また、雑菌の数は一度使うだけでトイレの便器と同じ数と言われています。
なぜ歯ブラシは雑菌が増えるのか?
歯ブラシの植毛部分は水分が残りやすく、プラークや食片などが毛の間に残りやすいため、これらが雑菌の餌となり繁殖してしまいます。
正しい歯ブラシの洗い方をしていないと、さらに雑菌が増える原因となってしまいます。
正しい歯ブラシの洗い方
歯ブラシの洗い方はお水で流すだけでは不十分なんです!
正しい洗い方をお伝えしますので、是非やってみてください!
流水でしっかり時間をかけてすすぐ
10秒くらいかけて念入りに洗い、食片が残らないようにしましょう。
また、コップに水を貯めて歯ブラシをシャカシャカとかき回し、そのあと水で洗い流しましょう。
植毛部分をよく揉み洗いする
歯ブラシの根本部分の汚れはとくに落ちにくいので、食片や汚れが残ったままになっていないか確認しながらよく揉み洗いしましょう。
それでも落ちにくい部分は歯間ブラシを使って落としてみましょう!
歯間ブラシも綺麗になるので一石二鳥です!
歯ブラシを保管する時のポイント
歯ブラシ同士が接触しないように保管する
歯ブラシの植毛部分が他の歯ブラシと接触することで他の菌がついてしまう恐れがあります。
ウイルス感染の恐れもあります。
また、乾燥させることもポイントです。
細菌は湿っているところを好みますので、なるべく歯ブラシの水気を切って立てかけ、ある程度のスペースを空けて保管しましょう。
見た目が綺麗でも1ヶ月に1本交換する
歯ブラシの見た目が綺麗であったとしても、1ヶ月間毎日使い続けると目には見えない細菌が増殖しています。
また、1ヶ月経つとコシがなくなってきてしまいます。
このような状態で歯磨きをしていても、虫歯が増える原因になってしまったり、痛んだ毛先で歯茎を傷つけてしまうかもしれません。
変える曜日や日にちなどご自身で忘れないように決めて、1ヶ月に1本を目安に交換しましょう。
綺麗なお口の中を保つためには、綺麗で清潔な清掃用具を使用することも大切です。
是非みなさんも今日から正しい歯ブラシの洗い方を実践してみてください!