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2022.11.04

歯の磨き過ぎには注意!

こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。

歯磨きをしっかりしているのに、歯がしみる、痛いなどのトラブルがある方はいらっしゃいませんか?

虫歯がないのに歯にトラブルがある方は、歯の磨き過ぎに原因があるかもしれません!

力一杯ゴシゴシと歯磨きをしてはいませんか?

毎日のブラッシングを一生懸命にするあまり、歯や歯茎にかえってダメージを与えている可能性もあります。

力の入れすぎや、磨く時間が長すぎてしまうことを「オーバーブラッシング」と呼びます。

オーバーブラッシングは口内トラブルを招く原因になります。

オーバーブラッシングの原因とデメリット

・歯を磨く時間が長い

永久歯全ての歯を磨くのに要する時間は5半程度で十分です!

しっかり磨けていることと時間の長さは比例しませんので10分磨いているからといって安心している方は注意です!

もしかしたら歯や歯茎にダメージを与えている可能性があります。

・歯ブラシが硬すぎる

歯ブラシには、やわらかめ、ふつう、かためなど毛の硬さの種類があります。

歯周病が進行している方は、かためを使用するのはおすすめしません!

歯周病により弱った歯茎には負荷がかかり傷める原因になることがあります。

ご自身にあった歯ブラシを使用しているかどうか、かかりつけの歯科医院でチェックしてもらうとよいでしょう。

・力を入れすぎて磨いている

歯ブラシ自体はやわらかいタイプを使用していても、力強くゴシゴシと磨いていては過度な力が歯や歯茎にかかります。

1ヶ月経たないうちに、歯ブラシの毛先が広がってしまう方は、ブラッシング圧が強いため注意しましょう!

この3つが原因です。

心当たりがある方は気をつけましょう!

エナメル質が削れると、知覚過敏になることも 

強い力で磨きすぎると起こるトラブルの一つに「知覚過敏」があります。

知覚過敏は、歯の表面のエナメル質が削られ、内部にある象牙質が露出することで起こります。

また、エナメル質は、1度削れてしまうと再生することはありません。

象牙質だけになった部分はエナメル質より柔らかい層のため、磨き方を改善しない限り、より一層削れていきます。

少しでも知覚過敏の症状がある方は、強い力で歯を磨いているかもしれないと疑ってみましょう!

歯茎が下がり歯の根っこが見えてしまう

他にも強く磨くことで起こるトラブルに、歯茎が下がり歯の根っこが見えてしまうことがあります。

本来歯茎の中に埋まっている歯の根っこ部分は、歯の質が柔らかいためオーバーブラッシングでなくても削れやすく傷つきやすいです。

歯の根っこ部分が知覚過敏を起こす、虫歯が進行することもあるため注意が必要です!


歯を健康に保とうとして懸命になるあまり、オーバーブラッシングになっては本末転倒です。

オーバーブラッシングの原因に当てはまる方は、ぜひご自身の歯磨きの仕方を見直してみてはいかがですか。

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