こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです。 食べ物を咀嚼する・力をだすときに食いしばるなど、歯には重要な役割が多くあります。 そんな大切な歯を丈夫にする栄養素・食材には、どのようなものがあるのか紹介していきたいと思います! 健康な歯を保つために必要な栄養素として主に カルシウム・タンパク質・ビタミンA.C.D があげられます。
カルシウムは、歯の主成分(リン酸カルシウム)となり、歯の健康を考える上で欠かせない栄養素となります。歯の表面の硬いエナメル質をつくります。
タンパク質は、歯の土台(歯茎)やエナメル質の内側にある象牙質をつくっています。
ビタミンAは、歯のエナメル質を作り、歯周病の予防に役立ちます。また、免疫力も高まります!
ビタミンCは、歯茎(コラーゲン)の生成を促進させます。
不足すると、歯茎が弱まり出血する原因となります。
ビタミンDは、カルシウムの代謝・吸収力を助けます。
カルシウムを含む食べ物
ヨーグルト、チーズ、高野豆腐、ひじき、小魚、キャベツなど
タンパク質を含む食べ物
肉、魚介類、大豆、卵、牛乳など
ビタミンAを含む食べ物
かぼちゃ、ほうれんそう、レバー、にんじん、うなぎ、わかめなど
ビタミンCを含む食べ物
焼きのり、小松菜、じゃがいも、ピーマン、ブロッコリー、みかんなど
ビタミンDを含む食べ物
干しシイタケ、しめじ、さんま、鮭など
それに加えて、歯が溶けるのを防いで口内菌の殺菌をするなど、歯の健康に欠かせない「唾液」の分泌を促す食材も効果的です。
梅干し、海藻類、果物などを食べることで唾液量が増えます。
唾液量を増やすことで、虫歯になりにくい口内環境をつくる事が出来ます。
また、食物繊維が多く含まれる食品は歯の表面をきれいにする効果があり、唾液の分泌も促してくれます。ごぼう、アスパラガス、セロリ、穀類、豆類などがあげられます。
ただし、ひとつだけ多く摂りすぎてもよくありません。バランスよく食べるようにしましょう!
なぜなら、食べ物は1種類だけでは吸収する力が弱く、吸収を助ける食べ物を摂ってはじめて吸収できるからです。
例えば、カルシウムを吸収するにはビタミンDが必要ですし、タンパク質を吸収するはビタミンCなどが必要です。
もしも相互関係がうまく働かないと、栄養素を吸収できずに尿や便として排出されてしまいます。
いろいろな食材はそういった相互作用が働いて、はじめて吸収できるのです。
ご紹介した栄養素を含む食材を食べることはもちろん効果的ですが、これらを食事に取り入れるだけでは予防として不十分です。日々のセルフケアに加え、歯科医院にて定期的な検診・クリーニングを取り入れて歯の健康を保ちましょう!
定期検診・クリーニングのご予約を随時受け付けております!お口の中で気になることがございましまたらお気軽にご相談・ご来院ください。