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2023.01.24

歯が痛くて眠れない原因

こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです。

虫歯の痛みは、日中、仕事や勉強をしている時はそれほど痛くなかったのに、深夜に痛みが強まって寝れなくなることも珍しくありません。

歯の痛みによって眠れなくなることほど辛いものはありませんよね。

 

今回は、歯が痛くて寝れない原因についてお話ししていきたいと思います。

虫歯の痛みが夜間に強まるのは、いくつかの原因があります。

 

虫歯が痛くて眠れなくなる原因

 

横になるので頭部の血流が良くなる

病気や怪我による痛みは、患部の血流が良くなることで強まりやすいです。

そのため、立っている時間が長い日中は、重量の影響で血液も下の方に流れやすく、眠る際には、横なって頭部への血流が増すため、患部の痛みを強めることとなります。

虫歯になっている部分に血液がたくさん流れ込むと、神経が圧迫されやすくなるため痛みが増します。

 

副交感神経が優位になる

副交感神経が優位になると、心と身体が落ち着くと同時に、ちょっとした痛みにも敏感になります。その結果、虫歯が痛くて寝れないという現象が起こるのです。

 

入浴・飲酒等で血流がよくなる

全身の血流が良くなる行為としては、入浴・飲酒・運動などが挙げられます。

温かいお風呂に浸かると、血管が拡張し、頭部を含めた全身の血流が良くなります。

お酒を飲むことでも同様の現象が現れます。

運動している時は、交感神経が優位となり、歯の痛みも弱まりやすいですが、同時に全身の血流も良くなるため、運動後に歯痛が強まることがあります。

いずれも病気・怪我をした時、歯を抜いた後などには禁止される行為であり、虫歯が重症化している場合もできるだけ控えた方が良いといえます。

 

眠れない歯の痛みを抑える対処法

 

患部を冷やす

歯の痛みは、歯の神経に感染が及び、歯髄炎(しずいえん)を起こしていることから、患部を冷やすことは症状の改善に有効です。

ただし、歯に氷を直接当てるようなことはしてはいけません。患部を過剰に冷やすことは、さらなるトラブルを招きかねないからです。濡れたタオルを顎に当てるなど、間接的に患部を冷やすことが大切です。

 

丁寧に歯磨きをする

歯の痛みが患部の汚れによって引き起こされていることもあります。

食べかすや歯垢などがたまっていると、細菌の活動が活発化して歯痛も強まります。

痛みで辛いかとは思いますが、患歯も含めた歯列全体をやさしく、丁寧に歯磨きして清潔に保ちましょう。

即効性が期待できる対処法ではありませんが、症状の悪化を防ぐことはできます。

 

痛み止め(鎮痛剤)を服用する

歯科治療中で歯科医院から痛み止めを処方されている場合は、そのお薬を飲みましょう。用法・用量を守って服用すれば、夜間の歯の痛みも効率良く抑えられます。

処方薬がない場合は、市販の痛み止めや鎮痛剤でも大丈夫です。鎮痛剤を飲んで痛みを和らげましょう。

 

歯科の夜間救急外来を受診する

歯科における夜間の救急外来を受診するのもひとつの方法です。

歯科医師が応急処置をしてくれます。ただし、本格的な歯科治療には対応していませんので、その後は一般外来で治療を受けなければなりません。

 

このように、虫歯が痛くて寝れない原因はいくつかあげられ対処法もありますが、いずれも応急処置でしかなく、根本的な治療とは程遠いものです。

そのまま放置すると、歯の痛みを始めとした虫歯の症状がどんどん深刻化していくだけなので、虫歯になった時点ですぐに歯科医院を受診しましょう!

定期的に検診を受けることで虫歯や歯周病の早期発見・早期治療をして予防していきましょう。

 

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