こんにちは ARTE DENTAL CLINICです。
今回は口唇ヘルペスとはどんな病気なのか?
詳しくお話ししていきます!
口唇ヘルペスとは?
風邪や熱が出たとき、また疲労が溜まったときなどに出来やすい唇の周りに水脹れのようなものです。
口唇ヘルペスは単純ヘルペスウイルスによる感染症です。
ウイルスを持った人との接触や、ウイルスがついたタオルや食器を介して感染してしまう観感染力が強いウイルスです。
この単純ヘルペスウイルスに一度感染してしまうと再発を繰り返してしまう厄介なウイルスでもあります。
日本人では、20~30代では約半数、60代ではほとんどの人が感染しているといわれています。
口唇ヘルペスの症状とは?
口唇ヘルペスは皮膚の熱感やかゆみなどの症状を伴い、半日ほどで唇の周りが腫れてきます。
その後腫れが2〜3日続き、水ぶくれが出来てきます。
水ぶくれの中にはウイルスがたくさん存在していますので、触って水ぶくれが破れた場合患部が広がりますので注意しましょう!
かさぶたが出来て治っていき、体調や個人差にもよりますが潜伏期から治るまでおおよそ10日〜2週間程度です。
一般的にはウイルスの増殖を抑えたり、症状を抑えたりする「抗ウイルス薬」と呼ばれるお薬を使用します。
薬を服用するタイミングは、なるべく早期がよいとされています。
ウイルスの増殖を抑えるのが目的の薬ですから、症状が少し出始めたら早い段階で治療を始めると、治りも早くなります。
口唇ヘルペスが出来やすい時とは?
・風邪をひいたとき
・熱があるとき
・疲労や強いストレスがあるとき
・紫外線を受けたとき
・月経前のとき
・不規則な生活をしているとき
こういうときには単純ヘルペスウイルスが活性化し、口唇ヘルペスを発症しやすいので気をつけましょう!
感染を防ぐには?
日頃から栄養の摂れたバランスの良い食事を心がけましょう!
また、適度な運動の習慣をつけ、基礎体力を高めておくのも効果的です。
ストレスを溜め込まず、適度な息抜きを心がけ、精神面の健康も保ちましょう!
また、感染力がとても強いので接触には要注意です。
相手が単純ヘルペスウイルスの抗体を持っていて抵抗力がある場合には、発症しないか、発症しても軽症で済みますが、
新生児や免疫機能が低下している方などの場合には、重症化しやすいため特に注意が必要です。
患部に触れた後は手を洗い、食器やタオルなどの共有は避けるようにしましょう。