こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです。
口ゴボという言葉を初めて聞いた方も多いかもしれません。今回は口ゴボについてお話ししていきたいと思います。
口ゴボとは?
口ゴボとは、口元が前に突き出してみえる状態をいいます。
口元を横から見た場合、唇が鼻先と顎を結ぶ線の内側にある状態が美しい、Eラインといわれています。しかし、唇が鼻先と顎を結ぶ線より前方に出ている状態は、「口ゴボ(くちごぼ)」といわれます
なぜ口ゴボになるの?
口ゴボは、いわゆる出っ歯が原因です。上下どちらかの前歯、もしくは両方の前歯が突き出ていることで、唇が前に出てしまいます。医学的には
「上顎前突」
「下顎前突」
「上下顎前突」
と呼ばれています。
口ゴボは歯の出っ張りを抑えることで解消できます。
口ゴボが与えるデメリットは?
うまく咀嚼できない、うまく発音できない
口ゴボは歯の咬み合わせが悪い状態であるため、うまく咀嚼できなかったり、発音が悪かったりという影響が出ます。顎関節や胃腸に負担をかけやすくなります。
口呼吸になりやすい
唇が閉じにくいため、口呼吸になりやすいです。口呼吸になると口の中に菌が入りやすく、乾燥しやすくなるため、体調を崩しやすくなります。
虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
歯が出っ張る原因は?
先天的な要因
骨格が小さい、顎が小さい、歯の大きさなど
遺伝によるもの。
後天的な要因
おしゃぶりや指しゃぶりを長期間していた、口呼吸である、唇を噛む癖がある、食べ物をよく噛まない、柔らかいものばかり食べるなど
顎に対して大きい歯を持っている人は、歯が入るスペースが十分に確保されないため、歯が前に押し出され出っ歯になる可能性が高くなります。
成長期の段階で生活習慣や癖を正すことで、前歯の出っ張りを抑えることができます。
早い段階で気づき、対処していくことが必要です。すでに口ゴボになって悩んでいる大人の方でもご安心ください。
今からでもできる治療法があります。
口ゴボの治療方法には、大きく分けると歯列矯正治療とセラミック治療の2つです。
歯列矯正治療
▪︎ ワイヤー矯正
歯につけたブラケットにワイヤーを通して少しずつ歯を矯正する方法です。かみ合わせ異常や出っ歯など、矯正が必要と思われるタイプの治療に効果的です。
▪︎ マウスピース矯正
自分自身の歯の形状に合うマウスピースを作って、装着することにより矯正する治療です。軽度の出っ歯や歯並び改善に使用します。
透明なためほとんど違和感なく矯正を行えるのが魅力です。
▪︎ セラミック治療
セラミック矯正とは、矯正装置を一切使用せず、歯にセラミックの被せ物をすることで、歯並びや歯の色、形をきれいに整える施術です。
口ゴボを改善するためには、口ゴボの状態を歯科医院にて、診ていただきどのような治療が可能かなどご相談していただくことでその方に合った治療方法を提示いたいします。
口ゴボにお悩みの方、今からでも遅くはありません。美しい口元を手に入れましょう!
当院では、マウスピース矯正の無料シュミレーションを実施しております。お気軽にご相談・ご来院ください。