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2022.06.17

ボトックス治療の効果

こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです!

歯科医院でボトックス治療を受けられるのをご存知でしょうか?

歯科におけるボトックス治療は、欧米では一般的な治療法として知られており、主に噛む力を調整するために行われています。

特に噛む力が強すぎることで起こる歯ぎしり・食いしばり・顎関節症などは、筋肉のこわばりを緩和させるボトックス治療が効果的です。

歯のすり減りやエラの張りが気になるという方は、歯ぎしり・食いしばりが原因となっている場合もあります。

ボトックス治療とは、ボツリヌス菌が作り出す成分を患部に注入し、筋肉の働きを和らげる治療方法です。

「ボトックス治療って、美容のイメージがある」と多くの方が思うかもしれません。たしかに顔のシワ取りなど美容診療にも用いられる治療法ですが、近年では歯科治療でも噛む力を調整するために行われています。

歯の痛みや知覚過敏、歯のすり減り・顎関節症といったお口のトラブルは、歯ぎしりや食いしばりに起因するものもあります。

その際、物を噛む筋肉のなかで最も強い「咬筋」にボツリヌストキシン製剤を注射すると、様々な症状の改善が期待できるのです。

ボトックス治療の効果

1.歯ぎしり改善

噛む力が強すぎると、睡眠時の歯ぎしりを引き起こしてしまう場合もあります。歯ぎしりは歯のすり減りや歯周病の悪化、肩こりや偏頭痛、また歯の痛みや知覚過敏など様々なトラブルに繋がっていることが明らかになってきました。 歯ぎしり治療にはマウスピースを使用したものがありますが、欧米ではボトックス注射による治療も一般的です。ボトックスで噛む力を調整すると、歯ぎしりの改善を目指せます。

また、マウスピース療法とボトックス治療を組み合わせるのも効果的です。

2.咬筋発達によるエラの張りの解消

エラの張りは骨格の遺伝だけが原因ではありません。無意識に行う食いしばりも、原因として考えられます。食いしばりが癖になっていると、物を噛むときに使う「咬筋」が発達しすぎてしまい、結果的にエラが張ってくることがあります。
ボツリヌストキシン治療を行うと肥大した咬筋を抑えられるため、エラの張りが改善して小顔効果が期待できます。

3.顎関節症の緩和

「口が開きにくい」「顎関節が痛む」「顎関節からカクカクと音が鳴る」といったお悩みは、顎関節症の代表的な症状です。
従来の顎関節症の治療は、マウスピースを使用して顎関節への負担を軽減させる、という方法が一般的でした。ボトックス治療は筋肉に直接作用させ強制的にリラックスさせるので、マウスピースと併用することでより効果を高めることができます。そのため、家事や仕事でお忙しい方におすすめです。

処置はお痛みを軽減させるため、患部を冷やしてから注射します。多少の痛みはご理解ください。

当院では、エラボトックスと顎(梅干シワ)ボトックスを行なっております。

料金

エラボトックス ¥33,000(税込)

顎ボトックス ¥25,000(税込)

ボトックス治療後に効果が現れるまで2週間から2ヶ月ほどかかります。効果の持続は3ヶ月から8ヶ月くらいです。

歯のすり減りやエラの張りが気になるという方は、歯ぎしり・食いしばりが原因となっている場合もありますので、お気軽にご相談ください。

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