こんにちは、ARTE DENTAL CLINICです。
今回は、ホワイトニング後のアフターケアについてお話ししていきます。
以前のコラムにも歯科医院でのホワイトニング3種類についてお話ししていますが、歯科医院でのホワイトニングは、
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングになります。専用の高濃度のホワイトニング剤とハロゲンの光を照射することにより、薬剤の効果を高めることができ、短期間で効果が出やすいことが特徴です。
ホームホワイトニング
ご自宅でご自身で行っていただくホワイトニングになります。ホワイトニング用のマウスピースにホワイトニング剤を塗布して、装着し、ゆっくり浸透させていきます。継続的に行うことで効果が期待できる事と、色戻りしにくくなります。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用したものです。オフィスホワイトニングでトーンアップを行い、ホームホワイトニングでもトーンアップとホワイトニングの白さのキープをしていくことができ、ホワイトニングの効果をより高める事ができるため、おすすめです!!
before
after
ホワイトニングは永久的ではなく、色戻りをしていきます。ホワイトニング後の白さをキープするには定着させる為の回数も必要ですが、なによりホワイトニング後のアフターケアがとても大切になります。
私たちの歯は通常は、ペリクルといった薄いタンパク質の膜に覆われています。このペリクルが着色や虫歯などを防ぐ働きをします。ホワイトニング後はホワイトニング剤によってペリクルは剥がれているので様々な物質が作用しやすい状態で、着色がつきやすくなったり知覚過敏が起こりやすくなります。
ペリクルは12時間〜24時間かけて再生されます。
アフターケアについて
ホワイトニング後2〜3時間は控えていただきたいもの
- 《酸性の食品》
- 柑橘系食品・飲料、炭酸飲料、酢を使った食品
- ヨーグルト、スポーツドリンク、アルコール類
- ホワイトニング後24時間は控えていただきたいもの
- 《着色がつきやすい食品》
- コーヒー、紅茶、赤ワイン、緑茶、ウーロン茶、コーラ
- トマトソース、ビーフシチューなどのブラウンソース
- ケチャップ、からし、カレー、醤油、チョコ
- ぶどう、いちごなど色が濃いもの、キムチ、合成着色料
- ホワイトニング後の飲食物によいもの
- 水、牛乳、白米、チーズ、ナッツ類、パン、クリームシチュー等のホワイトソース、卵料理、ハム、ブロッコリー、アスパラガス、レタス、キャベツ、ペペロンチーノ、カルボナーラ、ラーメン(豚骨、塩、鶏白湯)、焼き魚、唐揚げ、お吸い物
知覚過敏について
ホワイトニング後、歯がしみる事がありますが、一時的な症状ですのでご安心ください。ただし症状が悪化するような場合はご連絡していただきます。
ホワイトニング後は、アフターケアとしてこちらを意識していただくことで、色の後戻りを防ぎ、白さをキープしていくことができますので参考にされて下さい!